真っ白な壁についてしまった汚れやシミ。見た目にも残念で一刻でも早くきれいにしたいもの。
付着した時にすぐ拭き取れば比較的にきれいに汚れが落とせますが、長い時間放置していた汚れはなかなか落とすのが難しいですよね。壁紙を水拭きした際に塗り広がってしまう可能性もあります。
今回はドラッグストアやホームセンター、100円ショップなどでも売っている「重曹パウダー」を使って出来るお掃除です。
気になる壁紙の汚れにも便利!とっても簡単に作れる重曹水を使って出来るお掃除方法をご紹介しますよ。
1.準備するもの
- 重曹・・・小さじ1杯程度
- 水・・・・100ml
- 計量カップ
- 計量スプーン
- 雑巾
- 空のスプレー容器
- ゴム手袋またはビニール手袋
2.注意点
※重曹は弱アルカリ性なので、肌が弱い人はゴム手袋やビニール手袋をつけて掃除しましょう。
※溶かす重曹の量が多いと白い粉の跡が残りやすくなります。
重曹水の重曹が完全に溶け切っているか確認しましょう。使用後は水拭きをしましょう。
※重曹は劣化します。重曹水を作ったら出来るだけ早めに使い切りましょう。
3.今回の汚れについて
今回こちらの壁の汚れを落としていきます。
何の汚れが付着しているのか、いつ頃付着したのかは不明です。
思い当たる汚れとしてはコーヒーが有力。
5㎝×15㎝ほどの広範囲で壁紙に付着しています。
4.掃除手順
①水100mlを用意します。
②水に重曹を小さじ一杯程度入れます。
③重曹と水をよく混ぜます。
※水の代わりにぬるま湯を使用すると重曹が溶けやすいですよ。
④よく溶かします。
⑤出来た重曹水を空のスプレー容器に入れます。
⑥重曹スプレーを汚れに直接吹きかけます。
⑦スプレーをかけるとすぐに表面の汚れが浮いてきました。
⑧水拭き雑巾を使って汚れを落とします。
⑨最後に水拭きぞうきんを使って重曹を拭き取ります。
※乾くと重曹の白い跡が残る可能性があるので重曹が残らないようにきれいに拭き取りましょう。
⑩掃除完了
5.before→after
掃除する前と掃除後の写真を比べてみました。
時間が経っていたためか、途中までは順調に綺麗になっていきましたがあとはなかなか汚れが落ちませんでした。
お掃除前と比べれば綺麗にはなりましたが、まだうっすら汚れ残りがあります。
6.追記
上記の汚れの他にも黒いペンのような跡があったのでこちらも重曹水スプレーを使って同じ手順で汚れ落としにチャレンジしてみました。
②水を絞った雑巾で拭きます。
③乾いた雑巾で水分を拭き取ります。
④掃除完了
こちらは茶色の汚れに比べ、はるかにキレイにすることが出来ました。
遠目で見ればどこに汚れがあったか分かりません。
今回作った薄めの重曹水は汚れ落としのほかに消臭にも効果を発揮します。
カーテンやソファなどの布製品に使えば気になる臭いも分解してくれるので、作り方を覚えておけばとても便利です。