岩手県の伝統工芸品である【南部鉄器】。
そんな南部鉄器の製法で作られた「風鈴」は、鉄製ならではのリーンと鳴り響く澄んだ音が特徴です。重厚な質感はインテリアとしても存在感があり、和の趣溢れる心地よい空間を作り上げてくれますよ。
そこで今回は、南部鉄器のおしゃれな風鈴を10選ご紹介。昔ながらの釣鐘型からおしゃれなモダンデザインまで、いろいろな風鈴を揃えています。今年の夏はぜひ、鉄製ならではの涼しげな音色に癒やされてみてください。
夏らしさを感じる花火柄の風鈴
コロッとした三角のフォルムに、夏らしい花火の柄があしらわれた可愛いデザインの風鈴です。
短冊は表裏で色が異なっており、風に揺られるとくるくると表情が変わります。
カラーは、アイボリー・銀グレー・金赤・ピンク・銀ブルーの5色展開。別売りのスタンドを購入すれば、窓際・玄関・卓上などいろいろな場所に飾ることができます。
日本らしいカラバリが豊富な風鈴
南部鉄器のトップメーカー「岩鋳(IWACHU)」が手掛ける伝統的な南部風鈴。
重厚感がありながらも、チューリップハットのようなフォルムが可愛らしいデザインです。
こげ茶・紫紺・若草など、日本らしさが感じられる10種類のカラーバリエーションも魅力的。シンプルでありながらも、和の趣がたっぷり伝わる一品です。
涼しげなシャボン玉模様の風鈴
引き続き「岩鋳」からは、南部鉄器とは思えないほど軽やかなデザインの風鈴をご紹介。
優しいライトブルーの色味に、シャボン玉の模様があしらわれた爽やかなデザインです。
表面を削ることによってシルバーの色味が浮き出ており、鉄本来の素材感が際立っているところも素敵。現代的なデザインで、和室にも洋室にも合わせやすい風鈴です。
伝統とモダンを併せ持つ風鈴
現代の生活にも馴染むモダンな南部鉄器を生み出している「小笠原鋳造所」の風鈴です。
鋳物作家・小笠原陸兆氏による洗練されたモダンデザインは、和にも洋にも精通する美しさをまとっています。
南部鉄器が持つ深みのある黒は、眺めているだけでほっと心が落ち着きますよ。シンプルだからこそ、素朴であたたかみのある質感が伝わってくるような一品です。
昔懐かしさを感じる釣鐘型の風鈴
南部鉄器らしさが際立つ伝統的な釣鐘型の風鈴は、オーソドックスなものをお探しの方におすすめ。
こちらも「岩鋳」が手掛けたもので、職人の手によってひとつひとつ丁寧に仕上げられた高品質な一品です。
余計な装飾がないからこそ、澄んだ音色がいっそう心に染み込みますよ。南部鉄器の中では比較的リーズナブルなので、気軽に購入しやすいアイテムです。
空を泳ぐような金魚モチーフの風鈴
夏祭りをイメージさせる、金魚をモチーフにした大胆なデザインの風鈴です。
お腹の下には小さな金魚が隠れており、風が吹くとゆらゆら揺れて鐘を打つという面白い仕掛けが施されています。
本体は7cm×12cmとやや大きめで、インテリアとして抜群の存在感を発揮。ヒレからウロコ部分まで丁寧に仕上げられており、伝統工芸品ならではの芸術性も併せ持つ風鈴です。
遊び心が感じられるロケット型の風鈴
ロケットをモチーフにした他にはないデザインの風鈴。一見して南部鉄器とは思えない、ポップでユニークな見た目がおしゃれです。
短冊はロケットの噴射炎に見立てているという遊び心も。涼しい風が吹くたびに、ワクワクした気持ちにさせてくれますよ。
カラーは、ゴールド・グレー・ブラックの3色展開。アンティークっぽい色味なので、洋風のインテリアにも合わせやすい風鈴です。
自然に揺らめく囲炉裏モチーフの風鈴
日本の昔ながらの風景を思い起こさせる囲炉裏をイメージした風鈴です。
魚や鍋の細かい部分まで、丹精込めて仕上げられています。鍋の蓋は取り外すことができ、取っ手の部分が動くというこだわりも!
南部鉄器はしっかりした重みがあるので、普通の風で落ちる心配はありません。風に吹かれると自然に揺らめき、美しい音色とともに日本の情緒を堪能することができます。
見るたび癒されるフクロウの風鈴
森の枝にとまるフクロウをイメージした可愛らしい風鈴です。
キラリと輝くゴールドの瞳がさりげなくゴージャス!深みのある色合いと相まって、おとぎ話のようなメルヘンチックな雰囲気を演出します。
窓辺に吊るしてみると、まるでフクロウが遊びに来てくれたかのような姿に癒やされますよ。可愛らしさの中にも南部鉄器特有の重厚感をしっかりと感じられるアイテムです。
楽器のような音色を奏でる風鈴
最後にご紹介するのは、大きさの異なる3つの風鈴が連なったこちらの一品。
それぞれ微妙に音の高さが異なっており、風が吹くとまるで楽器のような美しい調べを奏でてくれます。3つも付いていると騒がしいのでは?と思うかもしれませんが、キンキンしないやさしい音色なので、長時間鳴っていてもうるさく感じることはありません。
見た目も珍しいデザインなので、インテリアとして楽しむこともできますよ。